
魚野川河川敷で行われた重機を使った草木除去=南魚沼市泉新田
クマの出没が相次いでいる南魚沼市と湯沢町で、新潟県が重機を使って魚野川河川敷の草木を取り除いた。クマの通り道や隠れ場所になり得る茂みをなくし、クマの早期発見や移動範囲を狭めることにつなげる狙い。
県南魚沼地域振興局が、クマ対策を目的に管内の茂みの除去を行うのは初めて。南魚沼市と湯沢町から草木除去などを求められていた。
作業は11日から13日まで行われた。場所はいずれも魚野川の右岸で、南魚沼市泉新田の城巻橋周辺の約1・3キロと、湯沢町土樽の松川橋周辺の約350メートル。城巻橋、松川橋ともに民家直近で、クマ目撃情報が多数寄せられている。
城巻橋周辺では11日、バックホー1台が城巻橋から下流に向か...
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