訓練で、窓口に現れた不審者（左）に対応する市職員ら＝燕市吉田西太田
来庁者による放火・傷害事件を想定した防犯・避難訓練が燕市役所で行われた。職員らが迅速な通報や避難など非常時の対応を確認した。
市は例年、火災を想定した避難訓練を庁内で実施している。近年、不特定多数の人が利用する建物で放火や傷害などの事件が起きていることから、今回は燕署からも協力を得た。
４日の訓練は、刃物とガソリン入りのペットボトルを持った不審者が暴れ出したと想定。業務時間帯に本庁舎２階の収納課窓口で行われた。
「担当者を出せ」と叫んで執務エリアに侵入しようとする不審者役の警察官に対し、市職員は刺股や、ファイルなど身近にある硬い物で距離をとって阻止。通報を受けて駆けつけた燕署員が取り押さえた...
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