県議会の本会議場
県議会の本会議場

 県議会12月定例会が2日に開会し、22日まで21日間の日程で開かれる。花角英世知事は東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に関し、国の対応を確認した上で容認すると表明。知事は自身の判断について、12月定例会で信任、不信任を問う考えを示している。再稼働への県民の不安が依然として根強くある中、県議会での議論の行方が注目される。

 県は、柏崎刈羽原発が再稼働した場合に国から交付される3142万円を財源として、原発の安全対策に関する広報費用などを盛り込んだ一般会計補正予算案を、別の一般会計補正予算案と切り離して提出する。知事が再稼働の容認を表明したことに伴い計上されたもので事実上知事の判断の是非を問う予算案となる。

 知事が県民の意思を確認する方法として、県議会に諮ることで...

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