
インターネット上の政治資金調達のイメージ
インターネットを活用して政治資金を調達する動きが各党に広がっている。新興勢力の参政党は今年7月の参院選中にクラウドファンディング(CF)で2億円弱を集めた。オンラインで個人献金を募る手法や動画配信に伴う収益化も定着しつつある。ただ政治資金規正法では、どのように収支報告するのか必ずしも明確ではなく、透明性の確保が課題となる。
▽目標の4倍
「一つでも共感していただけるなら私たちの戦いを応援してください」
衆院解散前の2024年10月2日。参政はネット上でCFをスタートさせ、「寄付」を募った。3日間で初期目標の2千万円に到達。その後も増え続け、投開票日の27日までに7650万円が集まった。
成功...
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