クラブはJ2からの再起を図るため、戦術以前の土台から立て直す必要があると考えていた。その指導者像に合致したのが、OBの船越優蔵氏(48)だった。年代別日本代表の監督として豊富な経験を持ち、従来のハードワークを基本とする新潟のサッカー観を共有できる存在だ。
【就任会見詳報】船越新監督が第一声「相手よりユニホームが汚れているのが新潟」
「この男に任せたい。本当に魅力のある人だと思っている」。チーム編成担当の寺川能人強化本部長は、人柄にほれ込んでいた。
実は今回の監督オファー以前にも、クラブは...
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