万博会場では迎賓館にのみ展示されたヒスイ。県内での一般公開にミャクミャクもうれしそう

 大阪・関西万博で展示されたヒスイが10日、一般公開に向けて新潟市西区の新潟ふるさと村に無事設置された。一般公開は11日午前10時から。展示コーナーを撮影した写真を、条件を満たしてSNSに投稿した先着50人に、ヒスイのかけらをプレゼントする特別キャンペーンを実施する。県と新潟ふるさと村は「ぜひ見に来てほしい」と呼びかけている。

展示コーナーを撮影し、条件を満たしてSNSに写真を投稿すると手に入るヒスイのかけら。先着50人のみ

 10日午後4時ごろ、ヒスイが展示される新潟ふるさと村の「ファイブワンいいね!新潟館」に、職員ら7〜8人が集まっていた。囲むのは一般公開される重さ約195キロのヒスイ。保管場所から台車に乗せられ、職員らが「エッホ、エッホ」と展示コーナーまで運び出した。

11月、トラックから降ろされ、台車で新潟ふるさと村の建物に向かうヒスイ(県提供)

 県によると、万博会場では中心部の「静けさの森」に設置された2個を含めて計7個のヒスイが展示された。ただ、...

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