
「新潟・鳥屋野潟かっぱ村」の村長に就任する高橋郁丸さん(左)と猫山宮尾病院のかっぱ像=9日、新潟市中央区湖南
地域に残るかっぱの逸話をまちおこしにつなげようと、新潟妖怪研究所(新潟市中央区)のメンバーらは「越後・鳥屋野潟かっぱ村」を新潟市中央区に設立し、13日に発村式を開く。村長に就任する所長の高橋郁丸(ふみまる)さんは「水路を伝ってあちこちからかっぱが集まって来るようなイメージで、親しまれる村にしていきたい」と意気込む。
「村民」は妖怪研究所のメンバー6人。国内外のかっぱ愛好家でつくる「河童連邦共和国」(東京)に加盟する。1988年に「建国」された共和国には約40のかっぱ村が参加しており、県内では魚沼市の湯之谷かっぱ村、佐渡市の佐渡福浦かっぱ村に次ぐ3村目となる。
鳥屋野潟近くに所在する猫山宮尾病院では、かっぱが伝授したとされる湿布薬「猫山あいす」...
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