
自社栽培の稲わらを使った正月飾り。一つ一つ手作りする=南魚沼市大月
しっかりと編んだ稲わらに、紅白の水引、色とりどりの友禅和紙などを飾り付けた正月飾りは、見るだけで華やいだ気分にさせてくれる。南魚沼市大月で100種以上の正月飾りを製造販売する「竹治郎」では、出荷の最盛期を迎えている。
骨組みとなる稲わらは、自社栽培し、穂が実る前に青刈りした「伊勢錦」を使う。7月下旬から刈り取り、その日のうちに乾燥炉に入れ、80度で13時間かけて、色が抜けないように水分を飛ばす。青刈りをすることで、きれいな緑色を保つことができるという。
飾りは...
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