
衆院の定数削減法案に反対を表明する中山均新潟市議(中央)ら=10日、県庁
自民党と日本維新の会が衆院に共同提出した衆院議員定数削減法案を巡り、全国の無所属系地方議員の呼びかけ人として中山均新潟市議らが10日、県庁で記者会見し、「乱暴な内容」として法案の撤回を求めた。200人を超える全国の地方議員から賛同を得ているとして、15日に両党や衆院選挙制度協議会に共同声明を提出したいとしている。
声明では「市民の声を国の政治にも反映しようと努めている自治体議員にとっても重大な問題だ」と指摘。「少数意見や地方の声の切り捨てにつながり、女性の政治参画も一層困難になる」とも訴えた。
会見には中山氏のほか、小泉勝、牧田正樹両県議ら5人が出席した。中山氏は「政治的な駆け引きの中で提出...
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