聖籠町は、政府が物価高対策として自治体に活用を促す「おこめ券」を採用せず、町内の登録店で使える5千円分の商品券を全町民に配布する支援策を決めた。25日の町議会臨時会で、関連予算として、歳入歳出に各1億9952万円を追加する2025年度一般会計補正予算案を可決した。

 おこめ券の活用を見送った理由について、町は「町内で使える店舗が限られているため」と説明。より広く小売店などを支援するため、商品券を配布する。

 商品券「生活応援ハッピーチケット」は、2026年4月に1人当たり500円券を10枚ずつ配布する。18歳以下の子どもには、さらに5千円分を配る。

 この他、売上高が減少したり、原材料費などのコス...

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