
睡眠研究の世界的権威として知られる柳沢正史・筑波大教授(神経科学)が、自ら監修に携わったスマホアプリ「ポケモンスリープ」で集まったデータを生かし、睡眠と仕事のパフォーマンスの関係に迫る研究成果をまとめた。これまで把握が難しかった眠りの質を客観的に記録した大量のデータと、人工知能(AI)も活用した解析により、注意が必要な睡眠タイプの存在や健康に働くためのヒントが見えてきたという。
アプリは、利用者が睡眠時間を記録することを通じてポケモンを育てたり、仲間にしたりする内容だ。布団やベッドの上にスマホを置いて寝ると体の動きなどを検知し、睡眠と覚醒を判定。寝付くまでの時間や眠りの深さ、途中で目覚めた頻度も測定できる。
柳沢さんら筑波大の研究チームは、アプリ利用者のうち協力を得られた、日本で働く男女約8万人のデータ(計約210万日分)を分析した。
AIを用いて、睡眠の特徴を分析すると...
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