北朝鮮に国連が特定失踪者の安否照会「光見えた」家族会が歓迎　貴重な一歩、活動の励みに

　国連人権理事会の強制的失踪作業部会が北朝鮮に対し、拉致被害者や拉致の可能性がある特定失踪者の安否を確認するリストを作り、段階的に照会している。新潟県関係では新たに佐渡市で行方不明になった大沢孝司さん＝失踪当時（２７）、新潟市西蒲区出身＝、長岡市の特定失踪者、中村三奈子さん＝失踪当時（１８）＝が対象となった。特定失踪者を巡り日本政府の対応に進展がない中、国連側に働きかけた特定失踪者家族会は「光が見えてきた」と歓迎している。（報道部・樋口耕勇）

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