大沢孝司さんとの再会を願い、署名を呼びかける兄の昭一さん(右から2人目)ら=阿賀町津川
大沢孝司さんとの再会を願い、署名を呼びかける兄の昭一さん(右から2人目)ら=阿賀町津川

 北朝鮮に拉致された可能性が排除できない特定失踪者の大沢孝司さん=失踪当時(27)、新潟市西蒲区出身=が21日、80歳の誕生日を迎えた。拉致問題に進展は見られず行方や安否は分かっていないが、兄の昭一さん(90)や同級生は再会を願い、精力的に署名活動を展開する。「何とか生きててくれ」。傘寿の姿を思い浮かべ、救出への決意を新たにしている。

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 孝司さんは県佐渡農地事務所の職員だった1974年2月、旧新穂村(現佐渡市)の独身寮近くの焼き肉店で夕食を済ませ、知人宅に寄った後、行方が分からなくなった。

 「弟ともう一回会うため力を貸してください」...

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