特定失踪者らの安否確認、茂木敏充外相「国連と緊密に意思疎通」　拉致問題解決に意欲

　北朝鮮に拉致された可能性が排除できない特定失踪者らの安否を国連人権理事会の作業部会が北朝鮮に問い合わせたことを巡り、茂木敏充外相は２８日の参院拉致問題特別委員会で「作業部会とは関連する情報提供を含め、日頃から緊密に意思疎通をしている。さらに強化したい」と問題解決に向けた意欲を述べた。

　今月明らかになった、国連側が安否確認を求める追加リストには、特定失踪者の大沢孝司さん＝失踪当時（２７）、新潟市西蒲区出身＝や、中村三奈子さん＝失踪当時（１８）、長岡市＝らの名前が記されている。

　外務省の担当者は...