日本維新の会の県組織「新潟維新の会」は19日、新潟市中央区で開いた役員会で22日公示の参院選の対応を協議し、新潟選挙区(改選数1)で独自候補の擁立を見送り、特定の候補を支援しない方針を決めた。比例票の掘り起こしに注力する。

 役員会は冒頭以外非公開。新潟維新幹事長の石崎徹元衆院議員は取材に対し、新潟選挙区での候補擁立を断念したとし「(有権者に)選択肢を示す地力がなかった。真摯(しんし)に受け止めたい」と述べた。

 新潟選挙区では、現時点で4人が立候補を表明している。役員会では、維新が訴える議員定数削減などで政策協定を結べる候補予定者がいれば支援するとの意見も上がったという。ただ、「われわれが目指...

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