
雪が降る中、塚野山地区で稼働する消雪パイプ=長岡市塚野山
長岡市で、消雪パイプの維持や管理にかかる住民負担が増している。消雪パイプは市の管理だけでなく、地域住民が管理する物も多い。老朽化に伴い設備更新が必要になるケースもあり、人口減少や工事費用の高騰が重くのしかかる。市は補助を拡大するなどして対応するが、予算には限界がある。維持管理の仕方が地域ごとに異なるという問題もある。除雪車による対応も含め、持続可能な除雪体制づくりへの模索が続くことになる。(長岡支社・井上美咲、小林夏音)
長岡市内の消雪パイプの総延長は約千キロで、うち約450キロを地域の町内会や消雪組合などが管理している。地下から水をくみ上げる井戸は、市有の約660本に対し、住民が管理する井戸は4倍以上の約2800本に上る。
越路地域の中でも雪深い塚野山地区。区長の山岸和博さん(70)によると、区で管理する井戸8本のうち2本に異常があり、更新を検討している。しかし工事費用が上昇しており、1本当たり1千万円ほどかかる見通しだという。
地区には、...
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