
核ごみ最終処分場選定に関する説明会に参加する住民=14日午後、東京都小笠原村・父島
高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に必要な文献調査で、国が候補地として見定めた太平洋の孤島・南鳥島。東京都小笠原村の父島での説明会に参加した住民からは、風評被害などを不安視する声が出る一方、容認意見もあり、島は賛否が交錯する。全域が国有地、民間人は不在、安定した地質―。処分場の「適地」として好条件がそろうが、実現にはさまざまなハードルも残されている。
▽白羽の矢
島では賛否が入り交じっている。説明会後の取材に「自然を壊すのは許せない。説明も足りない」と苦言を呈したのは参加した無職宮崎文治さん(89)。「風評被害も絶対ある」などと調査受け入れに反対の声も聞かれた。一方で「議論する...
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