衆院本会議で行われた高市早苗首相の施政方針演説
 衆院本会議で行われた高市早苗首相の施政方針演説

 自民党が圧勝した衆院選後の特別国会で、生活に直結する消費税などの議論が続いている。高市早苗首相の政権運営に、市民の側も暮らしの中で目を凝らす責任があると専門家は指摘する。

 「さまざまなお声に耳を傾け、謙虚に、しかし、大胆に、政権運営に当たってまいります」。20日の施政方針演説で、高市早苗首相の声が響いた。一つの政党が衆院で3分の2以上の議席を持つのは戦後初めて。巨大与党が動き始めた。

 神奈川大の大川千寿教授(政治学)は衆院選の結果について「個別政策の評価よりも『高市さんに任せてみよう』という形になった選挙で、政策の議論は深まりませんでした。逆に言えば高市政権は世論頼りで、今まで以上に世論が政...

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