8日投開票の衆院選を巡り、与野党が交流サイト(SNS)の偽・誤情報対策に頭を悩ませている。生成人工知能(AI)の急速な進化に伴い、内容は巧妙化し、影響は深刻に。発信元の特定も難しく、妙手は見えない。外国勢力によるSNSを通じた選挙介入への警戒感も拡大している。

 ▽容易

 1月16日、新党「中道改革連合」が党のロゴマークを発表した直後、これと中国の五星紅旗を組み合わせて作られた、中国の「中革連」とするロゴがSNSに投稿された。両方を並べ、中道のロゴと「ホントにそっくり」と書き添えられていた。瞬く間に拡散し、表示回数は670万回を超えた。

 中国大陸では簡体字が使われており「連」は一般的ではない。ネ...

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