
90歳の誕生日を前に、取材に応じる横田早紀江さん=1月27日、川崎市
「また1年が過ぎてしまった」。北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で、家族会代表の拓也さん(57)は昨年12月、報道陣の取材に悔しさをにじませた。拉致問題は歴代政権が「最重要課題」に掲げながら、2002年に5人が帰国して以降、停滞が続く。高市早苗首相が「何としても突破口を開く」と決意を示し、拓也さんも「明るい兆しが見えてくるのではないか」と期待して間もない時期の解散総選挙。今月4日に、90歳の誕生日を迎えためぐみさんの母、早紀江さんは今、何を思うのか。(共同通信=安祐輔)
▽高齢化
昨年10月に就任した高市氏は、金正恩朝鮮労働党総書記との日朝首脳会談を北朝鮮に打診した...
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