医療従事者が抱える現場での「恥」の感情や違和感に焦点を当てる国際シンポジウムが22日午後1時、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ「日報ホール」で開かれる。現場で言いにくい感情をアニメーションといった視覚表現で可視化する方法を、国内外の事例を元に専門家がひもとく。

 20日に開幕する新潟国際アニメーション映画祭に合わせ、新潟医療福祉大と、医療領域におけるアニメや漫画の活用を探求する「日本グラフィック・メディスン協会」が共催した。

 「恥」は医療従事者が失敗を隠す、患者に対する否定的感情を抱え込むなど、幅広い領域で作用する感情と捉えられているという。

 シンポジウムには新潟の医療従事者のほか、医療教育におけるアニメの活用を研究する新潟医療福祉大准教授の豊田典子さんらが参加する。

 イギリスの先行事例を足がかりに、恥や違和感などを表現したアニメ、マンガを活用。医療従事者の思いを安全な環境で共有し、セルフケアにつなげる試みを学ぶ。

 無料。申し込み不要。問い合わせは豊田研究室、noriko-toyoda@nuhw.ac.jp