
寺で手がけているネイルの施術
柏崎市吉井の清月寺で副住職を務める尾崎慈光(じこう)さん(45)は、ネイリストの顔も持つ。変わった兼業の持ち主は「一人一人に寄り添い、心を込めて接する姿勢は、お寺とネイルの仕事でも変わらない」と説く。“二刀流”の武器を生かして、寺や仏教を盛り上げていきたいという強い思いがあり、交流サイト(SNS)での発信にも力を入れている。
清月寺は430年の歴史がある曹洞宗の寺院。住職を務める祖父や父の背中を見て育ち「将来的にならなければいけないのだろうな、と思っていた」と回顧する。大学で仏教を学び、曹洞宗の本山の永平寺(福井県)で修行を積んだ。「生活そのものが修行だった。お坊さんとしての在り方を深く学べて、貴重な経験だった」と振り返る。
2005年に...
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