水俣病の歴史や経験を伝える啓発セミナー=7日、東京都港区
水俣病の歴史や経験を伝える啓発セミナー=7日、東京都港区

 水俣病の経験を伝える環境省主催の啓発セミナーが7日、東京都内で開かれた。本県や熊本県の関係者が講師を務め、被害者が差別や偏見に苦しんできた水俣病の歴史を伝え、教訓をどう生かすかを考えた。

 セミナーにはオンラインを含め、行政や教育関係者ら75人が参加した。

 本県から講師として参加した、県立環境と人間のふれあい館の藤田伸一館長(67)は新潟水俣病について「被害者らは、伝染や遺伝するとの誤解から差別を受けた」と説明。水俣病を「遺伝する」と一部教材に誤表記された問題を挙げ、正しい知識に基づいた理解の重要性を訴えた。

 被害者支援に加えて映画などを通じて阿賀野川流域の記憶を伝える旗野秀人さん(75)と、...

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