
自民党役員会に臨む高市首相(奥)ら=9日午後、国会
石川県知事選で自民党推薦の現職馳浩氏が敗北した。高市早苗首相は米国のイラン攻撃発生後、応援に入るなど異例の肩入れをしたものの不発に終わった。接戦が伝えられた保守分裂選挙で、自民内の慎重論を押し切る形となった首相の判断には疑問の声が上がる。
▽地元の結束
「移動中も報告を受けて指示を出した。危機管理は十分に行ったつもりだ」。首相は9日の衆院予算委員会で、自身の知事選応援に問題はなかったと重ねて強調した。
2月28日、首相はイラン攻撃の第1報を受けた後、金沢市に移動して馳氏の会合に出席した。約2千人(自民発表)を前に「これだけ大勢の方が周りに『馳浩』と声をかけるだけで、一気にひっくり返せる」と訴...
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