
トランプ米大統領(左)とイランのモジタバ・ハメネイ師(ゲッティ=共同)
イランの新最高指導者はアリ・ハメネイ師の次男モジタバ・ハメネイ師への「世襲」となった。世襲の王制を打倒して誕生したイスラム革命体制との矛盾を顧みず、対米強硬路線を堅持する方針を内外に誇示した。トランプ米大統領は親米体制への転換を望んだが、見込み違いとなるだけでなく、イラン指導部の硬化を招いた。イランへの降伏要求を強めるが、早期停戦は遠のく。
▽振り出し感
「(初代最高指導者)ホメイニ師、(2代目)ハメネイ師の道を引き継ぐ人物が選ばれた。ハメネイの名の下で路線を継承する」。最高指導者選出の権限を持つ「専門家会議」のイスラム聖職者エシュカバリ師は従来路線の「継承」を強調した。
米イスラエルは攻撃...
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