最後の開催となった「ほだれ祭」=3月8日、長岡市来伝
最後の開催となった「ほだれ祭」=3月8日、長岡市来伝

 長岡市栃尾地域の下来伝集落で3月に行われてきた奇祭「ほだれ祭」が、50年近い歴史に幕を下ろすことになった。運営スタッフが高齢となったことが理由だ。実行委員長を務めた星野清さん(72)は「断腸の思いだが仕方ない。長い間、いろいろな人の協力があって続けられた」と感謝の気持ちでいっぱいだ。

 ほだれ祭は、子宝や安産、五穀豊穣(ほうじょう)を願う祭りで、長さ2・2メートル、重さ約600キロの男根形のご神体「ほだれ様」に、結婚1年以内の「初嫁さん」を乗せて担ぐ。

 地域では古くからほだれ様を祭っていたが、50年ほど前に集落の若者が中心となり、...

残り401文字(全文:669文字)