学校法人ものつくり大学(埼玉県行田市)は、ものつくり大学 國分泰雄学長の任期満了に伴い、2026年4月1日付で佐藤勲(さとう・いさお)が学長に就任しました。任期は2030年3月31日までとなります。4月3日(金)にキャンパス内の体育館で挙行された2026年度入学式において、「やりたいことは変わってもいい。志を持ち続けてほしい」と新入生に対してエールを贈りました。
【新学長プロフィール】
佐藤 勲(さとう いさお)
1958年生まれ
工学博士(東京工業大学)
[専門分野]
伝熱工学、成型加工学、計測工学
[略歴]
1984年4月 東京工業大学 工学部 助手(1990年3月末まで)
(中略)
2000年8月 東京工業大学 大学院理工学研究所 教授(2018年3月まで、以降2024年9月までは兼務)
2008年4月 同 理事・副学長(研究担当)総括補佐 兼務(2011年10月まで)
2011年4月 同 グローバルリーダー教育院長 兼務(2019年3月まで)
2011年10月 同 理事・副学長(研究担当)特別補佐 兼務(2018年3月まで)
2012年4月 同 評議員 兼務(2014年3月まで)
2013年4月 同 炭素循環エネルギー研究センター長 兼務(2016年3月まで)
2014年10月 同 副学長(国際企画担当) 兼務(2017年3月まで)
2017年4月 同 副学長(戦略構想担当) 兼務(2018年3月まで)
2018年4月 同 総括理事・副学長、理事・副学長(企画担当)(2024年9月まで)
2018年4月 同 博物館長 兼務(2024年9月まで)
2024年10月 東京科学大学 特命教授、理事長・学長特別補佐
【学長メッセージ】
https://www.iot.ac.jp/guide/greeting/
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【2026年4月3日入学式「新入生に贈る言葉」(全文)】
ものつくり大学、ものつくり大学大学院に入学された皆さん、本日は誠におめでとうございます。ものつくり大学は皆さんを心から歓迎いたします。また、今日、この会場にお集まりのご家族の皆様、これまで、新入生の皆さんの学業を支えてこられたことに衷心より敬意を表したく存じます。
ものつくり大学の英文名称、Institute of Technologistsにあるとおり、本学は、テクノロジストの育成を目指して、2001年4月に開学しました。テクノロジストとは、本学の開学の少し前に、社会生態学者のピーター・ドラッガー先生によって提唱された概念で、ものつくり・ことづくりの現場を知っている技術者・マネージャーのことを言います。ドラッガーの名前は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という小説や漫画で聞いたことがある人もいるかも知れませんね。企業経営やマネジメントの世界的大家の一人です。
社会に新しい「もの」や「こと」を作り出すためには、一人だけでできることには限界があり、多くのメンバーと協調しながら実現していく必要があります。その際、理屈だけで誰かに協力を提案すると実作業では難しい注文だったり、技術的視点だけで協力を求めても理屈に合わないことがあったりして、チームが上手く機能しない可能性が生じます。将来、大小さまざまなプロジェクトを動かしていくことになるであろう皆さんには、こうしたことが無いよう、講義などで学ぶことのできる理屈や理論と、実際に「もの・こと」を作り出す際の方法や難しさ、感触と言った「肌感覚」の両方をしっかり身に付けていただき
たいと思います。このために、ものつくり大学は、講義科目に加えて、現場で使われている実機や設備、原寸大の材料を用いた実習科目を豊富に開講するとともに、年間約380名のプロの技術者をお招きして指導いただいています。また、日立製作所、トヨタ自動車、清水建設など名だたる日本の企業や、行政、団体等のご支援を継続的にいただいています。こうした点は他の大学にない本学の特徴です。この特徴を最大限活用してください。
もう一つ、新入生の皆さんにお願いがあります。それは、将来、それぞれが、形にしたい「もの」や実現したい「こと」を常に思い描いていて欲しいと言うことです。今日、入学式に参加している新入生の皆さんの中には既に、将来、形にしたい「もの」や実現したい「こと」を具体的に考えている人もいるでしょう。未だ何をしたいのかよくわからないという人もいるかと思います。急がなくても大丈夫です。また、形にしたい「もの」や実現したい「こと」は一つに限る必要はありませんし、途中で変わっていっても結構です。それでも、常に何をしたいのかを意識していること、別の言い方をすれば「こころざし」を持ち続けることが、皆さんが将来、テクノロジストとして社会で活躍するための第一歩です。ものつくり大学は、理屈や理論といった「ことわり」の学修と、現場の肌感覚を含めた「わざ」の習得の機会を提供している、皆さんの夢や希望の実現に最も近い大学であると自負していますし、そうあり続けることを学長としてお約束します。
ものつくり大学は今年、創立25周年を迎えます。ドラッガー先生がテクノロジストの概念を提唱してから30年近い年月が経って、AIの台頭や気候変動など、世の中の状況も変わりつつあります。これに伴って、社会が求めるテクノロジストのあり方も変化していくでしょう。ものつくり大学としては、こうした状況の変化に適切に対応できるよう努力してまいります。これが私の学長としての「こころざし」です。
そうは言っても、私もこの4月から学長に着任した、皆さんと同じ「新入生」です。皆さんとともに「こころざし」を常に意識し、「ことわり」「わざ」を高めることで、それぞれの夢や希望を実現できるよう、一緒に挑戦していきましょう。皆さんが4年後、大学院に入学された方は2年後、大きな自信と誇りを持ったテクノロジストとして社会で活躍されんことを祈念して、式辞といたします。本日は、ご入学、誠におめでとうございます。
令和8年度4月3日
ものつくり大学学長 佐藤勲
▼本件に関する問い合わせ先
ものつくり大学 入試・広報本部 企画広報係
TEL:048-564-3906
メール:koho@iot.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/








