佐渡汽船のジェットフォイル。中東情勢悪化に伴い、燃料の軽油の確保が課題になっている=新潟市中央区の新潟港
佐渡汽船のジェットフォイル。中東情勢悪化に伴い、燃料の軽油の確保が課題になっている=新潟市中央区の新潟港

 中東情勢の混乱が県内の公共交通機関を直撃している。米国とイランは2週間の停戦で合意したものの、燃料高騰は収まる気配がなく、とりわけ軽油の供給が不安定化。路線バスや船舶の事業者は燃料調達に苦悩している。このままでは減便を検討せざるを得ないとの声も聞かれる。

中東情勢混乱、鉄工所や塗装業者に危機感 

 燃料不足は3月から顕在化しており、ここに来て「綱渡りでかき集めている」(事業者)状態が続く。小売業者からの供給が滞るケースもある。現状では減便は回避できているものの、先行きは楽観できない状況だ。

 停戦合意はされたが、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の開放は見通せない。交通機関の関係者は、戦闘終結に向けた11日からの協議の行方を注視している。

新潟市内を走る路線バス。中東情勢混乱のあおりで公共交通機関の事業者は燃料調達に苦悩する=10日、同市中央区

 中東情勢の混乱により燃料の価格高騰や供給不足が続き...

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