
シンナーを使う塗装作業。中東情勢の混乱から供給不安が広がっている=聖籠町の藤木鉄工
中東情勢の混乱を受け、石油製品のナフサを原料とする塗料用シンナーの供給が不安定となっている。塗装作業に欠かせない存在で、県内の鉄工所や塗装業者は在庫で急場をしのぐ。米国とイランが停戦合意したものの、安定供給の見通しは立たず、経営者らは「まだどうなるか分からない。値上げもあり困っている」と危機感を抱く。
「シンナーは製造メーカーが限られ、奪い合いになっている。停戦は決まったが、すぐに状況が改善するかは分からない」。鉄骨製造の藤木鉄工(聖籠町)の小林輝昭社長は焦りをにじませる。藤木鉄工は首都圏の再開発工事向けの鉄骨をはじめ、橋梁(きょうりょう)などを製造。さび止め塗装でシンナーを使う。
ナフサを...
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