
無宿人の墓前で読経する供養祭の参加者=佐渡市相川地区
江戸時代に佐渡金山で過酷な労働に従事した無宿人の供養祭が、佐渡市相川地区の史跡佐渡金山周辺で行われた。県内外から参加した約100人は坑道跡や無宿人の墓を巡り、金山を支えた先人の冥福を祈った。
供養祭は4月中旬に行われた。無宿人は飢饉(ききん)などで、家や仕事を失い無戸籍になった人たちで、幕府の治安対策で捕らえられ、江戸や大坂から1800人以上が佐渡に送られた。坑内の水をくみ上げる「水替(みずかえ)」と呼ばれる重労働を担ったといい、大半が相川で亡くなったとされる。
供養祭は、...
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