
県北豪雨で被災した五十嵐家住宅跡。主屋は解体され、蔵が二つ残る=21日、阿賀町豊実
2022年の県北豪雨で被災した阿賀町豊実の国指定重要文化財「五十嵐家住宅」が、鹿瀬の角神地区に移築される。現在地は土砂災害が再発する恐れがあり、交通アクセスも悪いため、建物を管理する阿賀町と国が協議して決定した。27年度に移築工事に着手し、32年12月の完成を目指す。
五十嵐家住宅は福島県境に近い山奥にあり、1759年築の主屋のほか、1847年築と1924年築の二つの蔵がある。豪雪地の山村農家の生活を伝える建物で、後世の改修が少ない状態で受け継がれてきた。91年に国の重要文化財に指定された。
県北豪雨では、五十嵐家住宅の背後にある斜面が崩壊。主屋の半分が土砂に引きちぎられるように流された。現在、...
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