上越市議会3月定例会で答弁する小菅淳一市長。2026年度当初予算案の採決では大多数の市議が賛成した
上越市議会3月定例会で答弁する小菅淳一市長。2026年度当初予算案の採決では大多数の市議が賛成した

 上越市の小菅淳一市長が就任して、9日で半年を迎えた。相次いだ問題発言で混乱が続いた中川幹太前市長時代から一転、市政は落ち着きを取り戻したとの見方が大勢だ。市長選での公約に着手し、議会対応でも安定感を見せる一方、独自色発揮に向けては波乱の要素も垣間見える。小菅市政の半年を振り返り、今後を展望する。

 「ずいぶんと静かになったものだ」。小菅市長が初めて予算編成し、臨んだ市議会3月定例会。市議たちは中川前市長時代からの変化を一様に実感した。

 中川前市長の任期中、議会は市長に対する厳しい質問が飛び交う場だった。相次ぐ不適切発言が問題視され、辞職勧告決議案や不信任決議案が提出された。

 それが一転、...

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