見込みを上回る退職者が相次ぎ、複数の県立病院で正規看護職員(看護師、助産師、准看護師)の欠員が生じていることが12日、県病院局への取材で分かった。病院局は欠員の総数を明らかにしていないが、関係者の話によると、10人程度とみられる。病院局は現時点で診療体制に大きな支障は出ていないとしているが、欠員を解消しなければ現場の負担が増える恐れがある。病院局は年度途中の採用で欠員を補う考えだ。

 病院局は今年3月中旬の時点で、2025年度の正規看護職員の退職者数を107人と見込んでいたが、配偶者の転勤などを理由にさらに4人が退職。25年度退職者の欠員を補充しきれなかった病院もあり、26年度は複数の県立病院で1〜5人程度の欠員が生じているとみられる。

 25年度の退職者111人のうち、転職や家庭の事情といった自己都合の「普通退職」が86人、50歳以上が対象の「勧奨退職」が24人、在職中の死亡が1人だった。...

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