「『誰かのため』という言い訳があれば、人間って驚くほど残酷なことができてしまうんだと感じた」と話す井之脇海
 「『誰かのため』という言い訳があれば、人間って驚くほど残酷なことができてしまうんだと感じた」と話す井之脇海
 井之脇海
 井之脇海
 井之脇海

 純朴、誠実な青年役のイメージが強い俳優井之脇海が、ダークな一面をのぞかせる。舞台「レディエント・バーミン」で演じるのは、家族のため「良くないこと」に手を染める夫。「人間の欲深さ、滑稽さを容赦なく突きつけてくる」戯曲に心を揺さぶられながら、役と向き合う。

 英劇作家フィリップ・リドリーの戯曲を白井晃が演出。オリー(井之脇)と妊娠中の妻ジル(清原果耶)は謎の女性(池津祥子)に導かれ、念願の一軒家を手に入れる。その家には「あること」と引き換えに、理想の家具や内装が手に入るという不思議な力があった。

 オリーは「理屈屋で真面目。本来、間違ったことは嫌いなタイプの人」と井之脇。悪事とは縁遠いはずの人物が、妻や...

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