
国会内で開かれたOTC類似薬の追加負担の反対集会=21日
医療保険制度改革の改正法が成立する見通しとなった。市販薬に似た「OTC類似薬」の追加負担が柱だが、患者の中には家計が圧迫され、医療機関の受診控えが広がるとの懸念もある。「現役世代の保険料軽減」の旗を振る政府は8月から「高額療養費制度」の自己負担を引き上げるほか、高齢者の窓口負担を見直す議論も本格化させる構え。痛みを伴う改革には患者の理解が不可欠だ。
▽不透明
国会内で21日、OTC類似薬の追加負担の反対集会が開かれた。関節リウマチ患者の会沢里子さん(75)は「毎月の治療費に追加負担が重なれば年金生活者には厳しい」と訴えた。「負担増で受診控えにつながり、病気の発見が遅れて重症化する恐れがある」と声...
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