大村入管内の「教会」で礼拝を行う柚之原寛史(奥左)。希望を捨てないことの大切さを3人の収容者に説いた=2025年11月、長崎県大村市(入管の要請で窓にモザイクをかけています)
 大村入管内の「教会」で礼拝を行う柚之原寛史(奥左)。希望を捨てないことの大切さを3人の収容者に説いた=2025年11月、長崎県大村市(入管の要請で窓にモザイクをかけています)
 礼拝で収容者たちに語りかける柚之原寛史。「入管の中で礼拝ができること自体が奇跡」と話す=2025年11月、長崎県大村市(入管の要請で窓にモザイクをかけています)
 ベトナムを脱出して日本に渡ってきた収容者(右)の話に耳を傾ける柚之原寛史=2025年11月、長崎県大村市の長崎インターナショナル教会
 「聖書にあるように『泣く者と共に泣く』ことができればいい」と語る柚之原寛史=2025年11月、長崎県大村市の長崎インターナショナル教会

 窓には鉄格子がはまり、その外側に設置されたすりガラスが視界を遮っている。

 在留資格がなく、退去強制令書が出された外国人らを収容する大村入国管理センター(長崎)。硬い表情の参加者に、牧師の柚之原寛史(57)が聖書の言葉を伝え、希望を持つことの大切さを語る。空気を震わす力強い賛美歌。終了後、笑みを浮かべた人々と握手し、安堵した様子を見せた。

 (敬称略、筆者・中西慧、写真・今里彰利=共同通信/年齢や肩書は新聞向けに配信した2026年2月6日時点のものです)

 ▽がんじがらめ

 入管の許可を得て、2009年から収容者のために礼拝を執り行う。日本語と英語を使い、参加者の宗教は問わない。

 大村入管には7カ国出身の17...

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