サウナに入り血糖値を測る星薬科大の児玉耕太教授(左)ら=1月、東京都渋谷区
 サウナに入り血糖値を測る星薬科大の児玉耕太教授(左)ら=1月、東京都渋谷区
 サウナでの実証実験に使うセンサーを設置する研究チーム=2023年、盛岡市(古川琢磨・芝浦工業大准教授提供)

 サウナで「ととのう」。サウナと水風呂、外気浴で得られる多幸感を指す新しい表現だ。急速に広まり、流行語大賞の候補にもなった。では「ととのっている」時、体では何が起きているのか。研究者らが科学的に解明する試みを始めた。危険な血圧の乱高下を避けつつ、一番ととのう入り方が分かるかもしれない。

 ▽血糖値

 1月下旬、東京都渋谷区のサウナを星薬科大の児玉耕太教授(医療データサイエンス)ら3人が訪れた。サウナファンの児玉さん自身も研究の被験者だ。皮膚の表面で血糖値を測るセンサーや心拍計を体に貼り付け、まずサウナで10分。次に水風呂で3分、その後に5分の休憩。このサイクルを4回繰り返した。

 過去に取得した少数のデー...

残り691文字(全文:990文字)