
「TEA」の一場面(2023年上海公演より)
「茶は魂の鏡」と聞いてどう感じるだろうか。「お茶は好きだけどいまいちぴんとこない」という人もいるかもしれない。だが筆者は確信している。「茶は魂の鏡」だと。
7月に東京・サントリーホールで20年ぶりにあるオペラが上演される。中国を代表する作曲家タン・ドゥンの「TEA~茶は魂の鏡~」だ。同ホールの委嘱作で、歌手もオーケストラも同じステージに上がるという独特の上演形式を取る。
中国の唐の時代に実在した茶の専門書「茶経」を題材に、日本の皇子と中国の皇女の愛を描いた物語。中国風かつ現代的でスタイリッシュな音楽が魅力的で、本物の水や紙の音も取り入れる。
このオペラ、世界各地で上演が続いている。なぜそれほど人気...
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