食品や支援の状況について説明する県フードバンク推進協議会の山下浩子理事長=三条市北新保
食品や支援の状況について説明する県フードバンク推進協議会の山下浩子理事長=三条市北新保

 個人や企業・団体からの寄付で集まった食品などを生活が困窮している世帯に無償で提供する「フードバンク」。活動に寄せられる食品が、「令和のコメ騒動」や物価高などの影響で減り続けている。一方で、支援を必要とする世帯は増え続け、フードバンクの役割は増す。ただ、団体の運営コストも上昇し、現場では切実な訴えが上がっている。

 「うれしくて、支援物資の箱を抱えて泣いたこともありました」「幸せな時間ももらえています」

 三条市の県フードバンク推進協議会には、ひとり親世帯などの利用者から感謝の言葉が寄せられる。県内29の地域フードバンク団体が加盟し、食品の寄付や集配の拠点となっている。

 現在、県内で...

残り842文字(全文:1131文字)