
甘納豆が名物だった佐藤菓子店の佐藤耕一さんと妻の一子さん=29日、新潟市中央区
新潟市中央区古町通10で名物の甘納豆を販売してきた「佐藤菓子店」が5月31日、110年近い歴史に幕を下ろした。店主の佐藤耕一さん(88)は3年前に甘納豆を手作りするのをやめ、妻の一子さん(85)が県外から仕入れた手作りの甘納豆や昔ながらの菓子を販売してきたが、体力を考慮し引退することにした。閉店を聞きつけ訪れた人たちに、佐藤さん夫妻は「長い間、ありがとうございました」と感謝の思いを伝えていた。
佐藤菓子店は1918(大正7)年、新潟市の本町から現在地に移った。佐藤さんは東京や新潟市の菓子店で修業を積み、4代目として店を継いだ。
一子さんは阿賀町(旧津川町)出身。新潟地震が起きた1964年6月16日、佐藤さんと結納を交わし、それ以来60年以上、店頭に立ち続けてきた。...
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