左から届け出順に諸派新人の遠藤弘樹氏、NHK党新人の越智寛之氏、立憲民主党現職の森裕子氏、自民党新人の小林一大氏
左から届け出順に諸派新人の遠藤弘樹氏、NHK党新人の越智寛之氏、立憲民主党現職の森裕子氏、自民党新人の小林一大氏

 第26回参院選は10日に投票が行われ、即日開票される。新潟選挙区(改選数1)は、4選を目指す立憲民主党現職の森裕子氏(66)=社民推薦=と、自民党新人の小林一大(かずひろ)氏(49)=公明推薦=が激しい戦いを展開した。自民、立民とも最重点選挙区に位置付けており、勝敗の行方に注目が集まる。

 10日は午前7時から、新潟県内30市町村の1396カ所で投票が始まる。終了は午後8時だが、20市町村の589カ所は1〜4時間繰り上げられる。開票は午後8時から順次始まり、新潟選挙区の結果確定は11日午前0時を過ぎる見通しだ。

 森氏は物価高対策を重点的に訴えた。消費税の時限的減税や年金受給額が減額された低所得者への支援、賃上げを重視した経済政策の推進を主張。「『岸田インフレ』から国民の生活を守る」と掲げた。

 国会で少ない女性議席の重要性も呼びかけた。自民の組織戦に対し、野党勢と市民団体による「草の根の選挙戦」をアピールした。

 小林氏は県議を4期15年務めた経験を強調し、県内各地の課題解決のためには国や県、市町村と連携が図れる政権与党の議席が必要だと繰り返した。安全保障政策では、毅然(きぜん)とした外交の展開や防衛力の抜本的強化が重要だと指摘した。

 子育て中であることもアピールし、「新しい風」を掲げて世代交代を訴えた。

 政治団体「参政党」の諸派新人、遠藤弘樹氏(42)は教育政策や医療問題を訴えた。NHK党新人の越智(おち)寛之氏(48)はNHKのスクランブル放送化を掲げた。

 県選挙管理委員会によると、6月21日現在の県内の選挙人名簿登録者数(在外選挙人含む)は187万1194人。

◇参院選立候補者(届け出順)

遠藤 弘樹(えんどう・ひろき) 42 会社員 諸派 新

越智 寛之(おち・ひろゆき) 48 会社役員 N党 新

森 裕子(もり・ゆうこ) 66 党参院幹事長 立民 現(3)=社民推薦=

小林 一大(こばやし・かずひろ) 49 前県議 自民 新=公明推薦=

(現は現職、新は新人。かっこ内の数字は当選回数)