「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2026」の模様 (C)ORICON NewS inc.
「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2026」の模様 (C)ORICON NewS inc.

 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2026』(略称:SSFF&ASIA 2026)アワードセレモニーが10日、都内で行われ、全受賞作品が発表された。グランプリ「ジョージ・ルーカス アワード」は、韓国のジイン・オ監督作品『スピーディ!』が受賞した。

【全身ショット】スタイリッシュ!ブラウンスーツでアワードに登場した庄司浩平

 28回目を迎えた映画祭の今年のテーマは、「シネマエンジニアリング」。“カメラ、照明、音響、そしてAI。それらを緻密に組み合わせ、観客の心に届く体験を組み立てる。”今年の映画祭はそんな「設計学」としての映画に光を当て、映画体験の真の価値をテーマに映画祭を展開する。

 今年は、世界100以上の国と地域から約5000点の応募があり、AIを活用した作品は368点と史上最多の応募数となった。その中から選りすぐりが250作品をリアル会場&オンライングランドシアターで上映された。

 2026年の集大成となるアワードセレモニーでは、国内の映画祭では最多となる計5作品が推薦可能となった、翌年の米国アカデミー賞につながるライブアクション3部門(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパン)、ノンフィクション部門、アニメーション部門のほか、U-25プロジェクト、SHIBUYA DIVERSITY AWARD、HOPPY HAPPYアワード、サイバーエージェント縦型アワード、最震賞 supported by CRG、そして今年新設されたTom Yoda Next Frame Awardの発表が行われた。

 審査員は、石井裕也監替、クリスティン・チ、水野美紀、ライアン・アショア、北村一輝、村田千恵子、和田彩花、廣田裕介、杉山知之が務めた。

 世界中から集まった多種多様な作品に対し、審査員からは「物語が進むにつれて言語の違いが消え去る感覚があった(水野美紀)」と、国境や言葉の壁を軽やかに超える表現力への称賛が送られました。また、短編だからこそ「映画は”空気を支配できるが”なのだと思う(北村一輝)」といった、限られた時間の中でいかに観客の心をつかみ、メッセージを強く伝えるかという脚本や編集、演出力の重要性を再認識する、熱量溢れるコメントが寄せられた。

 なお、各受賞作品含むライブアクション部門、ノンフィクション部門、アニメーション部門のノミネート作品は、30日まで、映画祭オンライングランドシアターにて配信される。

■『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2026』全受賞作品一覧

【ジョージ・ルーカス アワード(グランプリ)】
【ライブアクション部門 アジア インターナショナル 優秀賞】
(第99回アカデミー賞短編部門ノミネート候補)
ジイン・オ『スピーディ!』(韓国)

【ライブアクション部門 インターナショナル 優秀賞】
(第99回アカデミー賞短編部門ノミネート候補)
フリチョフ・ヨーセフセン、モアテン・ボルゲスタッド『三人目』(ノルウェー)

【ライブアクション部門 ジャパン 優秀賞】
【東京都知事賞】
(第99回アカデミー賞短編部門ノミネート候補)
乙木勇人『まわりまわる』(日本)

【ノンフィクション部門優秀賞】
(第99回アカデミー賞短編部門ノミネート候補)
パヴェウ・ピョートル・ホゼパ『3人の調律師』(ポーランド)

【アニメーション部門 優秀賞】
(第99回アカデミー賞短編部門ノミネート候補)
キアナ・ナグシネ『シャリとライカとミックステープ』(ドイツ、フランス

【Shibuya Diversity Award 優秀賞】
エリシュカ・ソファー・ドジメック『僕の髪はどうなるの?』(チェコ)

【U-25 Project Best Short Award 優秀賞】
高田悠悟『バックステッチ』(日本)

【Tom Yoda Next Frame Award】
中村光輝『ノット・ア・バッド・サウンド』(日本)

【HOPPY HAPPY AWARD】
八木浩貴『運命代行屋』(日本)

【サイバーエージェント縦型アワード】
Chavo『AIDOL課長』(日本)

【最震賞 supported by CRG】
川中玄貴『心霊写真屋』(日本)