千手地区の住民が実施した防災プロジェクト。中越防災安全推進機構の諸橋和行さん(右から2人目)が講師を務めた=長岡市西千手2
千手地区の住民が実施した防災プロジェクト。中越防災安全推進機構の諸橋和行さん(右から2人目)が講師を務めた=長岡市西千手2
中越防災安全推進機構の設立20年を祝う会=長岡市千歳1

 2004年の中越地震をきっかけに、震災の教訓や知見を社会に還元する目的で設立された長岡市の公益社団法人「中越防災安全推進機構」が、20周年を迎えた。中越地震の復興支援の役割を遂げて、活動は防災教育や県外の被災地支援に移っている。26年度からは財源的に自立する新たな段階に入り、収益態勢を整えながら、災害に強い地域づくりに努めていく。

 長岡市千手地区の住民約30人が6月中旬、各自で非常用持ち出し品をリュックサックに詰め、徒歩で西千手2の千手コミュニティセンターに集まった。震災発生後に避難所に向かう想定で行った訓練だ。「停電して真っ暗だったら、段差が心配な道があった」「冬には防寒対策がもっと必要だ」と、気付いたことを話し合った。

 住民が取り組む防災プロジェクトの一環で、...

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