
能登半島地震で液状化被害を受けた西区寺尾朝日通。更地が目立つ一帯は、街区単位の液状化対策事業の対象外だ
能登半島地震の発生から1日で2年半がたった。新潟市は液状化被害が顕著だった西、江南両区の一部地区で街区単位の液状化対策事業を進めている。しかし、昨年11月に始めた自治会ごとの説明会の開催状況は現時点で6割にとどまり、4割の自治会では一度も開かれていない。次の段階となる意向確認アンケートに進んだ地域でも、地権者の自己負担や全員合意を必須とする条件への不満や工事内容への疑問がくすぶり、事業の実施は見通せない。
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砂丘の裾野に当たり、新潟西郵便局の駐車場が水没するなど広範囲で液状化被害があった西区寺尾朝日通。被害が目立つのが、町内を東西に横切る県道の北側だ。被災者の転出も進み、県道沿いに更地が連なる。
しかし、事業対象に入ったのは被害が比較的少ない南側の一部だけ。...
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