
練習中に用具を運ぶ池亀主務=高知市
6年ぶりにJ1の舞台で戦うアルビレックス新潟。チーム力が武器なだけに、勝ち抜くにはスタッフの力も欠かせない。選手、コーチ陣をサポートする3人を紹介する。(3回続きの3回目)
2006年から在籍する古株は、J1で迎えることができた18年目のシーズンを「楽しみ」と言い、開幕への準備を進めている。
主将を務めた新潟江南高から流通経大へ進学。2年の終わりごろ、選手から全日本大学連盟でユニバーシアード代表の主務に転身した。「この仕事で働けたらいい」。天職と感じた。卒業後も日本協会関係のアルバイトをしていると、Jクラブの関係者から新潟が主務を探していると聞き、間をつないでもらって地元に戻ってきた。
仕事...
残り668文字(全文:968文字)