
新潟県上越市教育委員会は9月6日、上越市内の小学校で児童1人がアレルギー物質を含んだ給食を5日に食べ、皮膚のかゆみや息苦しさを訴えて入院したと発表した。児童は食物アレルギーのあることを学校に伝えていた。6日に体調が回復し、退院した。
上越市教委によると、小学校で調理した食材の加工品にアレルギー物質の「乳・乳製品」が含まれていた。この学校の献立などを担当している栄養教職員がアレルギー対応の手引きに従い、食材の成分を確認する作業を怠った。調理員も食材の検品時に「乳・乳製品」の記載を見落としていた。
市教委は「個人の特定につながる」として保護者と協議の上、児童の性別や加工品の内容は公表しなかった。...
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