
川崎戦に向けて練習に汗を流すDF渡邊泰基=聖籠町
J1アルビレックス新潟は第29節の9月29日午後7時から、9位の川崎と対戦する。ボール保持率がリーグ屈指で、攻撃的なチーム同士がぶつかり合う。松橋力蔵監督は「相手より多く点を取り、勝ち点3を積み上げたい」と話し、真っ向勝負で挑むつもりだ。
新潟は現在14位で、川崎とは今季3度目の対戦となる。直近は8月の天皇杯準々決勝で戦い、PK戦の末に敗れた。MF高宇洋は「借りを返せるようにプレーしたい」と気合を入れる。
「相手よりボール保持の時間を長くし、主導権を握りたい」とMF秋山裕紀。前節横浜FC戦では、ボールを保持しながら攻め、セットプレーやパスワークから3点を奪った。多彩な形で得点を奪えているのが好材料だ。
ただ、多彩な攻撃があるのは川崎も同じ。高は「いつも以上に(相手に)寄せる、奪うことを意識したい」と気を引き締める。
川崎との勝ち点差は6。その間に4チームがひしめいており、終盤戦で順位を大きく上げることも可能な状況だ。「上に行けるか、下にとどまるかを占うゲーム」と高。リーグ戦今季初の連勝をつかみ、浮上への足掛かりとしたい。...
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