最終節に向けて調整するMF高木善朗=聖籠町
最終節に向けて調整するMF高木善朗=聖籠町
C大阪戦へ練習するMF高木善朗=聖籠町

 J1アルビレックス新潟は最終節の12月3日午後2時から、デンカビッグスワンで8位のC大阪と対戦する。6年ぶりとなったJ1での今季ラストゲーム。勝っても現在の10位から上げることはできないが、松橋力蔵監督は「勝ち点3を取って全員で、笑顔で終わりたい」と意気込む。

 現在8試合連続負けなしで、2試合連続で0-0の試合が続いた。12月2日は今季最後の練習となった。積み重ねてきた練習は256回。松橋監督は「選手がうまく向き合ってくれたことが、今のチームの成果に表れている」と感謝する。

 C大阪とは、2-2で引き分けた開幕戦以来の対戦。日本代表のDF毎熊晟矢や元日本代表のMF香川真司ら、攻守とも個の優れる選手がそろう。総失点はリーグ4位タイの33で、押し込まれた際にコンパクトに堅く守るのが特長だ。

 「相手に関係なく、自分たちの良さを出していくことが大事」とMF松田詠太郎。チームとして培ってきた力で、3試合ぶりのゴールを挙げ、有終の美を目指す。

◆退団する仲間のためにも…MF高木善朗「最後までアルビらしいサッカーを」

 「J1の選手、チームに『新潟の...

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