のとじま臨海公園水族館から移送後、元気な様子を見せるマゼランペンギン=1月31日、上越市五智2の市立水族博物館うみがたり
のとじま臨海公園水族館から移送後、元気な様子を見せるマゼランペンギン=1月31日、上越市五智2の市立水族博物館うみがたり

 新潟県上越市五智2の市立水族博物館うみがたりは1月31日、能登半島地震で被災した石川県七尾市の「のとじま臨海公園水族館」からマゼランペンギン11羽を受け入れた。うみがたりは現在、マゼランペンギン127羽を飼育し、日本一の飼育数を誇るが、血統管理や疾病予防のため別々に飼育し、一般公開はしない。

 公益社団法人日本動物園水族館協会(東京)を通じて、受け入れの要請があった。マゼランペンギンは雄3羽、雌8羽が31日に車で移送され、到着後も元気な様子を見せているという。

 のとじま臨海公園水族館は地震により断水が続き、配管が損傷するなどして成育環境が悪化。現在休館している。うみがたりは「のとじま」で再び飼...

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