ＯＩＣグループに事業承継が決まったイトーヨーカドー丸大新潟店＝９日、新潟市中央区
セブン＆アイ・ホールディングス傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂（東京）は２月９日、イトーヨーカドー丸大新潟店（新潟市中央区）を、食品スーパー「ロピア」を運営するＯＩＣグループ（川崎市）に事業承継すると発表した。営業や従業員の雇用は維持される見通しだが、店鋪の構成や運営が焦点となる。新潟店を運営する丸大（新潟市中央区）の株式をＯＩＣに譲渡し、引き渡しは２０２５年３月ごろを予定する。
新潟店は１９７８年にオープンし、地上８階、地下１階建て。２０１９年には約２０年ぶりの大規模改装に踏み切り、食品売り場を拡充して弁当や総菜、日本酒などの品ぞろえを強化した。１９年には、家電量販店「ノジマ」も出店して...
残り673文字（全文：973文字）
